よんよん(仮名)感想・平成十七年葉月

(ジャンプNARUTO感想を集めたページです。)

2005年
コツコツと38号


平成十七年葉月弐拾六日 ジャンプ感想:コツコツと38号
担当:よんよん(仮名)

忍空がウルトラジャンプに帰ってくる!  …あぁぁマジかマジなんだ…!!
毎月買うには厳しいよウルジャン。でもとりあえず10月号だけは買うよウルジャン。


 そんな超個人的ネタにドキドキしているとまたジャンプ感想溜め込みそうなので(…)何事も無かったように軽く気になったポイントだけピックアップの簡略更新。 サソリvsサクラ&チヨバアになってからの小ネタ元ネタ考察についてはステキサイト Struggle For Sperm「ナルト学14 風の国は王制国家」辺りをお勧め。


気になったポイント

・サソリくんが強そうに見えない。
 …いや、弱いとかそういう意味じゃないんだけどこの人傀儡デザインはやっぱりどうなの、って。
サクラに臓物ロープ引きずり出されてチヨバアに一撃入れる手前でロープの長さ足りないとか、このバトルにドキドキしていいのか「これってコント?」と突っ込むべきか物凄い迷う。(汗)
ゴメン、多分私の個人的好みのレベルで単純に人傀儡サソリくんのデザインをあまりカッコイイと思えないからだと思う…。

 41ページ2コマ目にわざわざ胸の「蠍」パーツ部分「だけ」を描いているのはやっぱりこれが人傀儡=サソリくんの要 なんだろうね。伝達神経?みたいな枝の様なものが沢山ついているし。いやでもそれならすっごいお約束な弱点…(笑)

バラバラになって、ほぼノーダメージで復元というのは生身じゃないキャラの魅せ方の定石なので良し。最後首が前後反対にくっついて、グルン!って回転してハイ元通り!なのも定石で良し。…映画観たばっかりで思わずハイド思い出して「うわぁ」と思っちゃったけど、無機質なサソリくんにはグロさはあまりないしね。

 サソリくんが背中に背負ってる巻物は全部で4本。今週で2本目を使用。
しかも「最後のカラクリ」宣言までしているとなると残り2本は何だろう?実はこの人傀儡も本体じゃなくて、巻物の中に本物のサソリくんが入ってるよ!とか?(…)で、残りの1本にもし「人傀儡サソリくんが戦闘不能にまで追い込まれた時の撤退用?」の傀儡が入っていたりしたら、ここまで戦っておいて勝負痛み分けとかになってしまうのだろうか。「最後」というのは「戦闘用は最後」という意味でした、とか言って。

……どうも今回決着つかない様な気がしてるんだけど…(気の所為かな)


・百機以上出してるけど「赤秘技・百機の操演」。
 100にしては妙に画面密度高いなぁ、とは思ったけど面倒でスルーしてたらちゃんと数えた人がいました。
そんなマメな所もステキだね。頑張って描いたアシスタントの努力も報われるってもんだよ!
という訳で参考にさせて貰ってその数136機!だそうです。

…まぁ、万(よろず)は10000=数の単位という意味と同時に「たくさん」「すべて」というアバウト感覚の意味もあったりするし、きっと百も「だいたい百くらい?」程度の感覚という事にしておこう。

もしくはこの技を開発・会得した時点では百しか操れなかったのが、その後更に術に磨きが掛かったり操る傀儡も増えたりで今は百以上の傀儡を同時に操れるけれど術の名前としては「百機の操演」のまま、とかね。ちょっと良い方に解釈してみた。


・チヨバアの「白秘技・十機近松の集」の傀儡がステキ。
 「百機の操演」が数がスゴイ分個別に見るとイマイチなのに対して「十機近松の集」は10体なのでそれなりに個性的。京劇っぽいのも数体いるけど。戦闘個体差がどこまで描かれてくるか次週が気になる傀儡達。「近松モンザエモン」はまぁ、うん。成程ね。


・サクラが内臓ロープ引っ張ってサソリくんぶっ飛ばすまでの展開とコマ運びが久々にヒット。
 アニメっぽいシーンの切り取り方がコマ運びに巧く乗ってイイ感じにスピード感があって良。36ページから41ページまでの展開は好き。40ページ1コマ目のサソリくんに一撃入れた絵にもう少し拳に重みが乗っている様に見えたら大絶賛だったかも。
同2コマ目、拳が「蠍」パーツ部分を外した事を強調して描いているっぽいね。やっぱりここで直撃していればサソリくんは復元出来なかったのかも。


・すっかり綱手二号のサクラ。
良い師匠につくって本当に人生左右するよね。



【ブリーチ】
 週刊漫画らしい「後付け設定」の嵐!嵐!嵐!!でもこんな展開嫌いじゃないよ!

現世で戦えるレベルの霊圧を持っているのは多くても3人だと聞いている

そしてその情報が全然違っていて「き…聞いてなかったぞ…!」とか言い出すのが目に見えているのも週刊漫画らしくて嫌いじゃないよ!!

【タカヤ】
 何だか知らない間に全然違う漫画になってました。
特殊能力無しの格闘漫画路線で突っ走るには、ちょっと身体の描き方に不安材料有り。デッサンとかリアリティとかそんな野暮な事じゃなくて拳が蹴りが軽い。それを繰り出す筋肉の張りとか、体重が乗っているとか、そういうものが絵から感じられないんだよなぁ…

【ムヒョとロージー】
 適当キャラと思っていたおじさんキャラが凄いエライ人になって再登場。
何、この漫画の師匠って全員キス魔?(どう見ても寝込み襲った変質者にしか見えないし…)
意外と地味に伏線らしきものは張っていたりする作品なんだよね…感想書いてない間に描線は本当に綺麗になったなぁ。

【太臓もて王サーガ】

 感想書いて無い間に大亜門漫画が帰ってきてました。
何とか巧くジャンプ読者中心層のチビッコを誤魔化しながらアンケート票を稼いで、生き残って欲しいと切に希望。
ドズル=ザビは立派だよ!奥さん美人だし娘は可愛いしね!!(イヤそうじゃなくてな)

【銀魂】
 久し振りにグダグダな話でした(笑)。
哀れみ受けて飴玉貰ってゴキゲンな神楽はちょっと可愛いと思った。不覚。

【ジャンプスカウトキャラバン】
 不Gー子先生って。こんな小ネタいらないから。

【みえるひと】
 感想書いて無い間に連載始まってました。
個人的には嫌いじゃない作風なんだけど、現時点でまだちょっと画面に華が無い印象。全体的に目に表情の無い描き方をするのが、巧く怖いシーンになると本領発揮。このまま陰気な怖さを残したまま絵に華やかさが出るとイイ作品になるかも。

【グレイマン】
 ミランダさん再登場。見た目印象は随分と変わってしまったけれど、中身はそのまんまなのは良。
でも能力の原理が良く判らない…(汗)誰か頭のイイ人、説明しておくれ…「発動停止まで秩序を亡失(ロスト)し時間回復(リカバリー)する」ってどういう事?発動停止しても船はちゃんと治った(というか故障前の姿の)ままで維持されるって事??(でなきゃ使えない能力のままだし…)

【ジャガー】
 オチはともかく、シンプルに今週の話面白かった。
クワガタだけじゃなくカブトムシ♂まで、卓球ラケットとピン球どころかネットまで揃ってたのが妙にツボをクリーンヒット。

【カイン】【切法師】
 ……やっぱり討ち死に 打ち切りかなぁー……(合掌)





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